俺の戯言も聞いてほしい

俺ちゃんの日々の戯言を書き連ねるゼ。。。

イタリアにアモーレが溢れているとしたら日本に溢れているのはムッツリーニである。ー 街での「挨拶」の延長にある海外のナンパと、街にコミュニケーションが存在しない日本 ー


こんなツイートを見た。

米 on Twitter: "イタリア旅行で出会った人たち実録(アモーレ溢れすぎ案件) イタリアの人々代打:くるん兄弟 https://t.co/rjFWLtv29F"

 

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■日本には街に会話が存在しない

 

日本で暮らしているふつうの日本人がこれを読んで感じる、微妙なドラマチック感の正体は、「街に会話が存在する」ことでは無いだろうか?

 

そう、海外には「Hi文化」が存在するのだ。知り合いではない、街ではじめて出会った人同士が、会話を交わす。

小説やドラマの世界では、日本においてもたくさん描かれているシーンである。

(というか、そういう「コミュニティ外との接触」が無いと、全てのストーリーは主人公の所属コミュニティの中で完結する非常にミニマムなものになってしまう)

 

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しかし、実際日本で生活していて、街で他人とコミュニケーションを交わすことがどれくらいあるだろう?

もちろん、店員への注文など"業務連絡"(これを俺がこう呼ぶのは愛すべき非モテたちが一生において女と交わす会話は"業務連絡"のみ、という話からの引用だ)は除いた上でだ。

 

恐らく、ほぼ無い。たとえば一人でショッピングに出かけるとして、家を出てから帰りにつくまで、"業務連絡"以外で日本人がコトバを発する回数はゼロだ。

 

もしかしたら、何気に凄いディストピアがこの国で実現しているのかもしれない。会話は所属コミュニティの中でのみ交わされるもので、街に出ると皆、まるで吃音症にでもなってしまったかのように「アッ、アッ」しか言えなくなる。

 

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「今日はいい天気ですね」というよく耳にするフレーズも、他人同士が街で会話をする際のはじめのひとフレーズとして海外では十分に機能するもので、外国映画やドラマ、あるいは村上春樹の小説などにも頻繁に登場するが、

実際、日本の地で他人に対してこんなフレーズをぶっ放せば、途端に相手は怪訝な顔になり、不審者を見るかのような目つきで睨み返してくることだろう。

 

現代日本の街角から、コミュニケーションは完全に消滅してしまったのだ。

 

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************

 

 

 

■海外では挨拶の延長にナンパがある

 


イタリアにアモーレが溢れているとしたら、日本に溢れているのはムッツリーニだろう。

日本、マジでムッツリ男多すぎ案件。

好きなものには好きって言えよ。

可愛かったら可愛いって言えよ。

抱きたかったら抱きたいって言えよ。

 

 

早起きして、綺麗にメイクして、せいいっぱいのオシャレして、毎日街に出てくる女の子が、うーん🤔。俺はかわいそうに思う。

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・・・YES, 意味不明。「かわいそう」って。かなり屈折したキモい思考回路持ってんなと自分でも思う。

 


けれど、キュートな女の子が目の前を通り過ぎて行くのに、道行く男、道行く男、完全なスルー。皆がまるでこのキュートなエンジェルc の存在に気づいていないかのように、まるでなにも見えてはいないかのように、ムスッとした顔で立ち振る舞う。

かわいそうだから、俺は声を掛ける。

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・・・YES, 意味不明だしフザけてる。

このカワイソーはエゴの塊。街ですれ違っただけの赤の他人にカワイソーなんて気持ちを勝手に抱かれていると知った時、この子は何を思う?



だけど たまらなくなる。

誰もこの子に「可愛い」ってことを言葉でも、目でも、伝えていない。見て見ぬふり。完全なるシカト(ガンシカ)。

 


だから俺がここで言おう

日本のムッツリーニ野郎どもには任せちゃおけない。俺が言わずして誰が言う?

もちろん、そんなことワザワザ他人に言われなくたって、自分で分かってるという子もいるだろう。

 

でも案外、こんな可愛い子でも、毎朝リップを塗りながら鏡の中の自分を見つめて自問自答してたりする。
「私のルックスっていい方?」ー俺「サイコーに美人」

 

昨日の夜のファッションショーで選ばれたコーデなはずのに、朝着てみたらなんか自信が持てない。姿見の中の自分と目を合わせて悩む。
「これ可愛い?」ー俺「鼻血でそう」

 

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きっとみんな、自分が自分にするyesだけでは生きていけなくて、誰かからのyes、他己承認がいる

だから俺がここでその役を演ろう。

You、マジで可愛い。


俺が街を歩いてると、すれ違う子すれ違う子、みんなマジめちゃくちゃに可愛い。特に朝の駅のホームとか。

こんな可愛い子がすぐ隣を通り過ぎていくのに、なんでだれも振り返らないんだよマジで。

(勿論、ナンパの手法としてはできるだけ目を合わさず、すれ違った後にターンして並行して話しかけにいくのがイイんだけど、So-いう話は今は脇)


あとで声掛けにいくわけでもないのに、そこに美女がいないかのように振る舞ってシカトするムッツリーニども多すぎるだろ。素直に魅了されろよ。そんで挨拶程度にウインクでもしとけよ。そりゃちょっとキモいけどSa

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現代日本の文化の特徴として、最初に述べたが、Hi文化がない(これは俺がずっと言い続けてる話で、また別の機会にでもまとめてみようと思うんだけど)ことが挙げられる。

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街ですれ違って気になったり、信号待ち、エレベーターが同じ、カフェで隣の席になった時に「ハーイ🙋‍♂️」と気軽に挨拶する文化が、現代日本には無い。街で出会った者同士の会話が、日本の街には存在しない。



日本人は基本的に、コミュニティの中にコモる。学校のクラス、部活動、サークル、ゼミ、職場。そして、その中で出会った人とのみ交流を持つ。これらの圏内のみに、「社会」=「Socialな空間」が発生する。

日本人にとって、街は「Socialな空間」では決してない。
他人、他人、他人、他人、他人、他人。
他人同士がたくさん集まった、「非・Social空間」だ。

つまり、社交性(social interaction、Interpersonal relationship)というモノが日本の街にはほぼ存在しない。日本人にとって街の人は単なるpublic(公衆)であり、街はpublic space(公共空間)という認識しかない。

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日本人が街に出向くとき、知らない誰かとちょっとした挨拶を交わすことも、知らない誰かに話しかけられることも、基本は想定していない。"他人同士"が大量に詰め込まれた空間の街では、互いに目を合わせないようにしながらツンとした顔をして過ごすのがフツウ。

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そんな怖い顔をしているくせに、街で知り合いに出くわすと、パァッと顔を綻ばせる。若い女の子なんて、満面の笑みを浮かべてキャーキャー騒ぐ。他人同士の空間のなかで緊張が解ける一瞬だ。いままでどれだけ緊張してたんだよ。

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ナンパをしていると、日本人のこの落差に絶望する。知り合いって言ったって、学校が同じとか、バイト先が同じとか、そういう薄い顔見知りってだけでしょ、大体は。街で気になって話しかけた俺と、信用性にたいした差なんてないだろ。



所属コミュニティの中でしか、他人に声をかけたことがない人は、ぜひともコミュニティ外で声をかける経験(ナンパ)をしてみてほしい。ほぼ100%、ムッとした顔をされる(笑)やってるうちにこんな思案が頭をめぐり出す。

「○○○○(所属コミュニティ)で話しかけたらいつも笑ってくれる優しいあの子も、もし街でこうして出会っていたら、絶対にムッと睨みつけてくるんだろうな・・・。」

もし自分が、コミュニティの構成員じゃなかったら。あの子は無残にも俺を切り捨てただろう。心の中で死ね!と唾を吐きつけて。

自分という人間の価値、あるいは異性から見た自分の「男」としての価値は、所詮この程度。視界の隅に映るだけで嫌悪感を催すゴキブリみたいなもんだ。

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自分がゴキブリだという実感がイマイチ湧かないなという男は、街に出て声をかけてみればいい。どんなイケメンだろうと(そう、あの福山雅治パイセンだって)、視界にチラつくゴキブリとして処理される待遇を受けることになる。

福山雅治「絶対ナンパしたほうがいいって!」
https://youtu.be/Eg2Dc79SAy4

 

 


しかし、俺たちプレイヤーはそのドン底から這い上がる。『バットマンライジング』のブルースウェインのように。

 

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下手ながらも何十回も声を掛けていると、たまたま優しい女の子にあたってオープンして、会話が弾む時が来る。

そこから連絡先を交換したりして。
あるいはそのまま意気投合して、カフェでゆっくりお茶でも飲んだりして。

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その時、ハッと気づくだろう。

街で出会ったのに、この子もう俺の知り合いになってるじゃん。と。

さっきまで他人同士だった2人が、顔見知りになり、知り合いになり、一緒にカフェデートをした仲になる。

女の子は、知り合いには優しい。

なら、知り合いになっちゃえばいい。

街で出会った時にムッとした顔を向けてくる子たちを、なんとかノリで懐柔して。笑わせて。喜ばせて。連れ出して。

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街のど真ん中に立って、自分の周りを365度見渡そう。

うまく話しかけさえすれば、みんな知り合いになれる。友達になれる。デートに行ける仲にだってなれるかもしれない。

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・・・そうして、男はアモーレになる。

 イタリアにアモーレが溢れていて、日本にはムッツリーニしかいない理由は、単に、この見地に至った男の数の差なのだ。

 

 
名作ロマンス映画における男女の初めての出会いのような、トキメキのシーンを、声をかけることでみずから実現すればいい。挨拶をするだけ。簡単だ。

 

外人モードとなった男に、怖いものはない。

 

外人フィールドは見る見る間に広がり、自分の周囲を染め上げていく。ここはミラノのガッレリア。ここはパリのシャンゼリゼ通り。ここはマドリードのマヨール広場。

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簡単だ。街で出会った子に挨拶をするだけ。胸を踊らすような出会いが街には溢れている。道角でも、カフェでも、本屋でも、雑貨屋でも、立ち飲みバーでも、コンビニでも、クラブでも、祭りでも、これを書いている俺はその全ての場所で女の子と知り合い、やがて意気投合し、その後関係を深めたことがある。

 

例えばタワレコに行って、自分の好きなアーティストのコーナーにいる女の子に満面の笑顔で「○○好きなの?俺も!」と話しかけてみるだけだ。それが運命の出会いになるかもしれない。 


女の子が「運命の出会い」に憧れる気持ちは、日本において「普通」とされている、コミュニティ内恋愛の閉塞感から来ている。

 

所属コミュニティの中で、「どれにしようかな」的に女の子を見定めて、消去法で「いちばんいいの」を決め、好きになるという発情の仕方は、よくよく考えてみるととても不自然だ。

みんな、そういう先の見え透いた恋愛 ーーー虫かごの中にオスとメスを数匹ずつ詰め込んで蓋をして起きるようなカップリングーーー に辟易しているのだ。

 

だから男達よ、アモーレになろう。

街に繰り出して、多くの人と知り合おう。

 

無愛想でシケた日本の街に、クリスマスロマンスを供給しよう。

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女の子が運命の出会いを求めるなら、俺たちは運命の出会いの演出家になろう。

 

イルミネーションの季節だ。友人と二人組で出かけてみよう。イルミ背景に自撮りをしている二人組の女の子がいるから、「よかったら写真撮ろうか?」と話しかけてみよう。

 

その後は少し立ち話でもして、ここは寒いし、俺たちとカフェで暖かいものでも飲みに行かない?と誘えばいい。

そうやって街で男と意気投合して、連れ出されたいと思っている子は、実はたくさんいるし、男女の恋愛においての行動コストは男が支払うべきものだ。

 

さあ、男達よ。アモーレになって、日本の街をハッピーにするために出掛けよう。

 

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レアルマドリー編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手紹介してみる Part.1

1位/レアル・マドリード(Real Madrid Club de Fútbol)
所属:リーガエスパニョーラ 本拠地:スペイン・マドリード 監督:ジダン

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Real MadridのRealとは英訳すればRoyalであり、
「王室の~」「王立の~」という意味がある。

これはスペイン国王アルフォンソ13世から拝領した称号であり、
クラブエンブレムの上にはスペインのブルボン王家を象徴する
王冠がかぶせられている。

中央政府や王室との繋がりも度々指摘されており、
スペインで国内内戦が勃発した際にはスペイン政府からの
スポンサー資金(=税金)投入で運営資金を賄っていたことも確認されている。

いずれにせよ「ヨーロッパ最強のレアル・マドリード
を維持することはスペイン政府・国民のプライドにも関わるところであり、
単なるサッカークラブの枠を超え、
スペインという国全体に影響を及ぼすクラブとなっている。

1902年に創立。
33回のリーグ優勝記録、CU・CL合わせて12回の欧州制覇記録を持つ。
詳しい実績はあまりに多すぎて書ききれないのでここでは割愛。

クラブの愛称は、純白のユニフォームを纏うことから
エル・ブランコ(El Blanco)、
つねに世界最強の選手がいることから銀河系軍団(Los Galacticos)
と呼ばれる。

いつの時代でも、最高クラスのアタッカーを擁するスター軍団で、
1950年代にはディ・ステファノとプスカシュ、
60年代はアマンシオ、70年代サンティリャーナ、
80年代はブトラゲーニョとウーゴ・サンチェス、
90年代はラウール、その後はブラジル人のほうのロナウド

いつの時代もレアルの会長は多額の移籍金と「レアル所属」という栄誉で、
世界のスター達を一手に集め続ける。

会長が常にスターを取ってくるので、前線にはいつも
世界屈指のストライカー達が揃えられる。

ゆえにクラブの指揮を任される監督にとっては、
いつも最大の問題は守備となる。

しかしカペッロなど守備戦術をチームの基本としようとした監督は、
「レアルらしくない」と会長から即座に解任される。

最近で攻守のバランスをうまく取ったのはデル・ボスケ監督で、
ジダンフィーゴロナウド、ラウール、ロベルト・カルロス
「攻撃大好き・守備大嫌い!」なメンバーを大勢揃えながらも、
なんとか後ろをうまくまとめて常勝軍団を作った。

モウリーニョ監督時代も前線に豪華メンバーは揃っていたものの、
当時のバルセロナは強すぎた。

当然モウリーニョバルサに対して「弱者の戦略」、
つまり「自分たちのサッカー」をやる相手に対して守備を鍛え、
その弱点を突くようなカメレオンスタイルで臨んだものの、
「レアルのスタイルはスペクタクルな攻撃だ」とこれまた解任されてしまう。

アンチェロッティ時代には、当時唯一バルサを打ち破ること
ができたアトレティコの4-4-2戦術を取り入れて、
バルサに対抗することに成功する。

前線からのプレスを選手達に浸透させ、堅守速攻。

単なる引きこもりではなく「最強のカウンターアタックだ」
という言い訳で守備的戦術を嫌う会長を納得させ、
ハードワーカーのディマリアを酷使することで
素早い攻守の切り替えを機能させた。

 

 

 

***************

そしてとうとうクラブのレジェンド、ジネディーヌ・ジダン
が一昨年から就任する。

ジダンは圧倒的なカリスマ性でエゴの強い選手たちをひとつにまとめあげ、
「個」の力を最大まで引き出して、
「個人技+個人技+個人技+・・・=チームパワー」
の単純な足し算でレアルというクラブの力を史上最大化することに成功する。

1+1を3や4にするようなチームプレーではない。
圧倒的な「個」を持つレアルは、1+1を2にするだけで十分に強かった。
これまではそれが1.5になっていただけのこと。

就任後まもなく、呆気なくジダンは欧州チャンピオンの座
を手にすることになった。

ジダン=レアル2年目の昨シーズンは使い勝手のいいカゼミロが生きて、
4-3-3、4-4-2、3-5-2と多くのフォーメーションを
場合によって使いわけることに成功した。

戦術のオプションが増えたことで多彩な戦い方ができるようになり、
相手のフォーメーションに合わせてレアルはフォーメーションを変更した。

攻撃は多彩で、サイドを起点に崩すことも出来れば、
個人技同士を合わせたコンビネーションで
真正面から相手の守備陣形を崩すこともできる。

前線の個人能力を活かした伝家の宝刀の切れ味鋭い
カウンターアタックは健在だが、
ドイツ代表クロースやクロアチア代表モドリッチなど
中盤にも世界No.1クラスの選手が揃っており、
十分にパスサッカーへの適性も高いため、ボールを保持し続け、
相手をジリジリと追い詰めるポゼッションサッカーを行う場面もある。

ウイング・ベイルの怪我とトップ下・イスコの覚醒時期が重なり、
ジダンは初めて、かつてACミランが用いて欧州を席巻した
4-3-1-2の新システムをレアルに採用。

これが大当たりで、今シーズンからはこのフォーメーション
を軸にリーグ戦を戦っている。

クリスチアーノロナウドの相棒としては相性のいいベンゼマ
が起用され続けているが、
アセンシオなど若手のワールドクラスFWも着々と育ってきており、
マンネリ気味の最強前線に新たな風を吹き込む存在の登場は楽しみすぎる。


■2016-17シーズン

https://youtu.be/xBzxOmo21D4

 

■今季の基本フォーメーション4-3-1-2

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<有名選手>

 

◆イスコ/スペイン代表
MF トップ下、サイドアタッカー

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ボールコントロールの柔らかさ・上手さが異次元。
ボールを触ることに長けたスペイン人プレイヤーの中でも、
ちょっと抜けてるかなというレベル。

ジダンの生まれ変わりかもしれない。

イニエスタ的な、視野の広さとかプレー選択が良いサッカーIQ型の上手さ
というよりは、単純にボールコントロール能力が高く、巧い。

サッカー経験者は誰もが「ボールと友達になれ」
と教えられたことがあると思うけど、
こいつの場合はもはやボールとHしてる。
それもだいぶマニアックで内容の濃いやつ。

ゆえに依然はクレクレ君で、ボールを一度貰ったら
だれが声かけても離したがらない感じがあり、
それがレアルでスタメン起用されない理由の一つにもなっていたが、
ここ一年で球離れが飛躍的に改善。

大人になって恋人とつねにくっついていなくても安心できるようになった。

周囲をうまく使えるようになったことで、その評価には磨きがかかり、
いまや世界最高のトップ下の名を欲しいままにしている天才の、
今後の成長に目が離せない。

 

 

 

 

ルカ・モドリッチクロアチア代表
MF インサイドハーフレジスタ

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攻守にわたってすべてが万能。
出来ないプレーが思い浮かばない。

中盤の底でチームを落ち着かせ、そこから長短のパスでボール
を散らす事ができるし、機を見てバイタルエリアに侵入すると、
チャンスメイクをしまくる。

普通の選手であれば奪われてしまうような場面でも相手を交わせたり、
普通なら通せないようなパスをいとも簡単に通してしまう。

特に、アウトフロントから繰り出すサイドチェンジのパスは絶品。
インステップでパスを出そうとすれば1テンポ遅れてしまうところを、
足元からアウトにかけた精確なパスを出せるから、
チームの攻撃はおのずとスピードアップする。

ドリブル、パス、シュートとすべてにおいて
これほど精度が高い選手は世界に存在しない。
小さい体から、強力なミドルを打つから驚かされる。

守備面も、ケディラのような激しさを出さないパスカットが非常に巧い。

相手のパスコースを読む予測能力、ボールが危険なエリア
に出たときの発揮する危機察知能力は世界最高峰。

1対1の対人の守備でも、当たりに行くような激しさはないが、
抜かれない堅実な守備でブロック形成に貢献する。
ボール奪取力は世界でもトップレベルと言っていい。

守備において自らボールを奪い、チームを即座に攻撃へと切り替える。
これこそがカウンターを武器とするレアルの核となるプレー。

身体能力をバリバリに生かすようなタイプではない。
ドリブルも、加速力はあるがトップスピードはそれほど無い。

"巧い"選手。すべてこの一言で表現できる。
けっして単騎特攻できるようなタイプではない。
が、チームとしては欠かすことができない。チームの潤滑油。

 

 

 

 

クリスティアーノ・ロナウドポルトガル代表
FW ウイング、センターフォワード

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ウイングとCFの究極の融合系。
攻撃的ポジションに必要とされるあらゆる能力を極限まで高めたプレーヤー。

引き技、シザーズ、切り返し、股抜きなどを組み合わせたドリブル
を得意とし、縦へのスピードも持ち合わせる。

長身にも関わらずドリブルの重心が低く、
ストライドが小さい分足の回転が速いのが特徴であり、
スピードの緩急や方向転換などの能力も高い。

体幹が強いため左右に動いてもバランスを崩さず、
背筋が伸びたドリブル姿勢により
ドリブルと同じ歩幅でシュートを放つことができ、
さらに広範囲を見渡せるため、
ドリブル中でも質の高いパスを送ることができる。

ドリブル突破からのクロスも質が高く、
高いクロスよりも低くて速いクロスを送る傾向がある。
また、両足で同レベルのプレーをすることができ、
あらゆる方向にプレーを展開させることが可能。

マンU時代はドリブルをはじめとしたトリックプレーで魅せる事に執着し、
球離れも良くはなかったが、
レアルに来てからはとにかくフィニッシュに全力を注いでいる。

化け物レベルにまで育った決定力によって
欧州主要リーグでの通算得点が今季に370点の大台に乗り、
ヨーロッパ史上最も得点を多く決めた選手となっている。

ユーヴェ編/海外サッカー入門向けに強豪チームベスト20チームの戦術と有名選手紹介していく Part.2

2位/ユベントス(Juventus Football Club s.p.a)
所属:セリエA 本拠地:イタリア・トリノ 監督:アッレグリ

 

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クラブ名の「ユベントス」はラテン語で「若者」を意味する。
その始まりは、1890年代後半に、18人の高校生が創設した
サッカーチームだった。

高校生がサッカーをしていたトリノのアルミ広場(Piazza d`armi)
にはイレアーナという名のおばあさんが住んでおり、
このおばあさんは、いきいきと遊んでいた18人の子どもたち
を見るのが大好きで、
土日に若者の試合がある時に彼らの食べ物や飲み物を用意していた。

この「最初のファン」から、今でもこのクラブのファンは
「老貴婦人(“ヴェッキア・シニョーラ”)」と呼ばれている。

クラブのカラーは白と黒(ビアンコネッロ)。
ここからチームキャラクターはシマウマになっている。

クラブのレジェンドは多くいるが、1984-85年に欧州制覇
を果たしたチームの中心プラティニ、1990年代初頭のバッジョ
1994年以降のリッピ政権でバンディエラ(旗振り役)
として欧州制覇に貢献したデルピエロ
90年代後半にCL決勝までチームを導いたジダンなどは誰もが知る伝説か。

2000年代にはトレゼゲネドベドなどのスターが活躍し、
02-03シーズンにはACミランとのイタリア対決のCL決勝
PK戦の末惜しくも敗れた。

その後カルチョスキャンダルの憂き目に遭い優勝を剥奪され
セリエBへと追放されたものの、
デルピエロブッフォントレゼゲネドベド
などはクラブに忠誠を誓い、残留。

クラブは見事復活し、2010年にコンテが監督に就任。
ここからピルロビダル、ポグバ、テベスなどをクラブに加えつつ、
怒涛のセリエA連覇が始まる。

監督をアッレグリに引き継ぎ、至宝ディバラ、マンジュキッチ
イグアインなどを迎え入れ、セリエAは昨シーズンで7連覇達成。

ヨーロッパの舞台でもあらゆる強豪を打ち破って勝ち進み、
近年3シーズンで2回の決勝進出(バルサ、レアルに一回ずつ破れる)
を果たしている。

 

 

****************


クラブの戦術としては、「BBBC」
ブッフォン-ボヌッチ-バルザーリ-キエッリーニ
という世界最強の守備ユニットが最大の売り。

今シーズンボヌッチACミランに引き抜かれたが、
それでも次世代イタリア代表CBのルガーニ、
シャルケのキャプテンドイツ代表のヘーヴェデスなどを用いて
最終ラインの穴を塞ぎ、
中盤に世界屈指のCMFマテュイディを加えるなど、守備力は低下していない。

コンテ時代から、イタリア伝統の「カテナチオ」がこのクラブの基本方針だ。
EUROイタリア代表でも披露したコンテの「3-5-2システム」
ユベントスアイデンティティとなった。

相手がボールを持って攻め込んできたら、サイドの二人は完全にDFと化し、
フォーメーションは「5-3-2」になる。

最終ラインを綺麗に揃えてまず中央へのパスコースを消し、
Uの字でボールを回させるよう誘導する。

ディフェンスラインとMF陣が一体となって上下動を行い、
相手のプレースペースを消していく。

FW2人にも守備意識を持たせ、サイドにボールが出た際には
プレスに尽力させる。

攻撃時にはピルロを中心に、縦方向への長いキラーパスを展開。

相手は必死にこのレジスタにプレスを掛けようとするが、
そこは一つ後ろのボヌッチの出番。
ピルロと同じ役割を、精確なフィードを用いて行う。

後ろのディフェンスをしっかりと固めて、
ロングパスを後方から前方に飛ばしていく。

まるで古代ローマファランクス戦術のように、
デカイ盾をどっしりと構えたまま長い槍で突き刺す、
または上から弓を撃ちこむような、
相手からしてみれば反撃不可能の戦術でセリエAで無双した。

 

 

しかし、コンテの3-5-2は欧州の舞台に出ると、
限界を露呈することも多かった。

ロベリーを抱えるバイエルンなど、強力なウイングを擁するチーム
に対して相性が悪かった。

守備時の5バックは5人が自陣の最後方に引きこもるが、
サイドを相手のウイングとSBのオーバーラップに攻め立てられると、
単純にサイドが1:2の数的不利に陥ってしまう。

引き継いだアッレグリはここを問題認識し、大胆な改革を始める。

まず3-5-2はそのまま移行するも、守備時には5バック
というよりはスライドによって4バックになる陣形を整えた。
中盤と合わせて4-4のブロックを敷き、相手のサイド攻撃に対応。

そして昨季からは3-5-2を捨て去り、4-2-3-1を採用している。
両サイドに守備に奔走できるマンジュキッチクアドラードの両ウイング。
攻め込まれる際には自陣に下がってきて守備のできるハードワーカーだ。

特に、電柱CF・マンジュキッチのウイング起用は世界を驚かせた。
ウイングとマッチアップする相手は背の低いサイドバックだ。

これにより空中戦を9割勝利できるので、前線のターゲットとして機能。
浮き玉をマンジュキッチの方に向かってブチ込んでおけば、
簡単に前線にボールが渡ることになる。

「ゴール前のCFではなく、サイドにポストプレーをさせる」
のは素晴らしい試みだった。

利点はもう一つある。クアドラード、もしくは今季獲得した
ダグラスコスタの右サイド突破から、ゴール前へクロスが飛ぶが、
それにCFのゴールゲッターイグアインに加え、
奥からマンジュキッチも頭を合わせてくる。

これは相手DFからすると非常に守りにくく、怖い。

ボヌッチを失ったいま、アッレグリは中盤のセリエ最強の天才
パサー・ピャニッチピルロ化を急ピッチで進めている。

それをフォローするのは、相方のマトゥイディ、もしくはケディラだ。
中盤を走り回り、フィジカルで圧倒し、
ピャニッチが安定してパスを出せる環境を保障する。

トップ下でゴール前の崩しを任されているユベントスの宝石・
ディバラの覚醒も相まって、
今季もユヴェントスのサッカーには眼を見張るものがある。


■2016-17シーズン

https://youtu.be/BoU54d18h4s

 

■今季の基本フォーメーション4-2-3-1 

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パウロ・ディバラ/アルゼンチン代表
FW セカンドトップ、トップ下、ウイング

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23歳にしてユベントスの至宝でありエース、次世代のバロンドール

プレースタイルは、ほぼメッシ。

ボールを受けてからの加速性能が高く、
トップスピードに乗ったままボールを止まっている時
と同じように扱える。これはメッシだ。

繊細なタッチと独特のリズムのドリブルで止めようとする相手
を細かいターンでひらりひらりとかわすため、
捕まえることができない。これはメッシだ。

中盤やバイタルエリアでボールを受け、
ドリブルや周囲との連携によりあっという間に
ペナルティーエリアに進入できる。これはメッシだ。

身長は177センチとけして高くはないが周りを生かす
ポストプレーもできる。これもメッシだ。

タイミングのバツグンな鋭い裏への飛び出しでボールを受けて
ゴールを決めることができる。これもメッシ。

ボールの芯をしっかり捕えることで、小さなモーション(足の振り)
から強烈で精度抜群のシュートを打ち込める。
バイタルエリアに侵入されたら相手DF陣は1点を覚悟しないといけない。
これもメッシだ。

直接FKの精度が高く、離れた場所からでもボールをカーブさせて
GKの手の届かないゴールの隅へシュートを打ちこめる。
これもメッシだ。

ユベントスが誇る次世代のメッシは今シーズン7試合10得点。
いったいどこまでゴールを量産するのか、目が離せない。

 

 

 

ジョルジョ・キエッリーニ/イタリア代表
DF センターバックサイドバック

 

 

圧倒的なフィジカルとボディバランスにものをいわせた
体当たりなディフェンス!!

プジョルヴィディッチ型の「絶対にここは通さない!」
的なアツい気持ちと強烈な気迫でプレイする熱血センターバックの現役代表。

パスカットや1対1にも強いが、一番の売りは何と言っても対人プレー。
対人能力は世界一。
フィールド上や空中戦などのコンタクトプレー
で競り負けることは絶対にない。

ところどころ気持ちだけで攻め上がる。
足元のテクニックはないが異常なほどの気迫でゴリ押しする。

そして気持ちが入りすぎて定期的に守備を忘れる。
裏を抜かれるとハッと我に帰り必死に追いかけ
全身でアタックしてブチ止める。

「優雅なプレー」「フィード能力」
「足元のうまさと中盤のパス回し・ビルドアップへの参加」
などがCBにさえ求められる時代になってきたが、馬鹿野郎。
ディフェンスに必要なのは守備力だ。
絶対にここは通さねえというアツイ気持ちだ!
という思いが伝わってくるようなエネルギッシュさを持ったプレーをする。

ユヴェントスはシュートシーンで体を投げ出して
相手の前に滑り込む彼の鉄壁ディフェンスに幾度となく救われてきた。

 

 

 

 


ジャンルイジ・ブッフォン/イタリア代表
GK

 


no title


誰もが知るサッカー史上最高のGK。
17歳の時にイタリアのパルマトップリーグデビューし、
翌シーズンには正GKポジを確保。2001年にユベントス移籍。

2006年のドイツW杯中にイタリアが戦った7試合
ゴールマウスを割らせたのはPKとオウンゴールの2ゴールのみ。

相手が流れの中から放ったシュートはすべてセーブし

て、
イタリアのW杯優勝に貢献。その後も活躍を続け、
15-16シーズンには974分というセリエ史上最長の無失点記録を達成。

一つの特徴に絶対的なポジショニングの確かさ。
ゴールを防ぐ確率が一番高いところにポジショニングを取り、
シュートを止める。

しかしそれに限らず、キーパーとしての能力すべてに穴がない。
セービング、キャッチング、ポジショニング、ハイボール処理、
安定感、全てのスキルが最高水準だ。

DFのコーチング能力も特筆に値する。後方からの指導で
守備ブロックをつねに適切な位置に配置し、
そこから漏れ出たシュートを自らが確実に処理する。

40歳になり、今年がラストシーズンと宣言。
ユヴェントスは、いまだCL優勝の経験がないブッフォン
の花道を作ることができるか。

 

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バルサ編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手を紹介してみる Part.3

3位/FCバルセロナ(Futbol Club Barcelona)
所属リーグ:リーガエスパニョーラ
本拠地:スペイン・カタルーニャ州バルセロナ 監督:バルベルデ

 

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FCバルセロナのユニフォームの首には、
「クラブ以上の存在(MÉS QUE UN CLUB)」と書いてある。

そう、このクラブはカタルーニャ国民にとってのアイデンティティ
スペイン中央政府の支配(VSレアルマドリード
に対抗するというメタファーを帯びたサッカークラブなのだ。

カタルーニャ国民のクラブ」らしく、その運営は会員制だ。
全世界で20万人にもおよぶクラブ会員から会費を集め、
その資金をクラブ運営に使っている。

これまで国内リーグで24回優勝を成し遂げており、
通算5回CL優勝を果たして欧州の頂点に立っている。

フロントもファンも「スペクタルクルなサッカー」を標榜しており、
パスを繋いで相手を崩す"美しいサッカー"のようなサッカー言説
はすべてこのクラブの戦術を拠り所としている。

その始まりはクラブのレジェンド、クライフが掲げた
「トータルフットボール」にある。

全員攻撃・全員守備を掲げて「ポジション」という概念を取り払い、
「スペース」を重要視する。

役割分担ではなくDFだろうと攻撃の組み立てに参加する、
FWだろうと守備に協力する。

ポジションに縛られるのではなく、全選手が流動的に
自分のいるスペースに応じた動きをする。

その後ファン・ハールライカールトなどにより
ポゼッションサッカーが確立され、グアルディオラにより、
かの有名な「ティキ・タカ」戦術が完成する。

ワンタッチでリズミカルに次々とボールを回すパスサッカー。

サッカー経験者なら誰もが練習でやったことのある「鳥かご」
を極限まで磨き上げ、試合でのパス回しに導入する。

カウンターサッカーとは違い、縦ではなく主に横方向にボールを回していく。中盤~最終ラインを広く使い、選手たちはポジション
を入れ替えながら短いパスをリズミカルに繰り返す。

そうして相手の視点(注目)を目まぐるしく動かし、
徐々に崩れてくる相手の守備陣形の間に
「スペース」を見つけて縦パスを出し、チェスのように攻め込んでいく。

他にもグアルディオラの戦術にはクライフからのスタイルである、
前線からの激しいプレスがある。

「5秒ルール」と呼ばれる守備で、相手にボールを奪われたら
どんな時もかならず5秒間は全員で囲んで奪い返しにいく。
5秒を過ぎれば、さっと諦めて下がり、守備陣形をしっかりと整える。

なんにせよ、バルサのスタイルはポゼッション。

ボールを適当に蹴るな。
GKから最後のFWのシュートまで、完璧に自分たちがプレーを支配する。
無理なパスを出して相手にボールを奪われるくらいなら、一旦後ろに下げる。相手にボールをもたせない。
「鳥かご」が完璧にこなせれば試合でもそれが可能だ、という理論だ。

 

 

*************


しかし、後任のエンリケが率いたMSN(メッシ・スアレスネイマール
時代のバルサは、前線に「世界最強の矛」を手に入れたことで、
中盤と最終ラインの横を幅広く使ったパス回しの意識よりも、
縦へ縦へと仕掛ける攻撃を好み始める。

とりあえず、前3人にボールを渡しておけば決めてくれるので、
中盤のパス回しの質が下がっていたことは否めない。


しかし今季、ネイマールがパリに引き抜かれるという大事件が発生。

今年就任したバルベルデ監督は、クライフ-グアルディオラ
ポゼッションサッカーを本格的に取り戻すことを宣言。
さらには、それに「メッシ王様システム」をゴリゴリ
推していくことも決めた。

伝統の4-3-3システムを放棄し、フォーメーションを4-3-1-2へ。
左のトップにCFのスアレス
右のトップにはウイングタイプのデンベレやデウロフェウを配置。

メッシはスアレスの半歩後ろのゴール正面に配置された。

中盤はパスサッカーを取り戻す。
ティキタカのアイデンティティは、
まだバルサの選手から消えてはいなかった。
メッシもそれに加わりつつ、ペナルティエリアへの突撃役を一手に担う。

これが功を奏し、バルセロナはメッシを中心に得点力が爆発。
「メッシシステム」のバルサは現在
リーガエスパニョーラで首位を独走している。


■2016-17シーズン

https://youtu.be/xhpdQZsYYQY

 

■今シーズンの基本フォーメーション4-3-1-2

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リオネル・メッシ/アルゼンチン代表
CF センターフォワード、トップ下、ウイング

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人間の姿をした神。
身長169㎝、体重67㎏とその身体は日本人標準体型とたいして変わりがない。

だが彼こそがサッカー史上最もサッカーの上手いプレイヤー。
もう完全に全盛期のマラドーナを超えている。

フォワードの基礎技術であるドリブル、パス、シュート。
すべてMAX値。

だがその中でも特筆すべきは絶対的なドリブル力。
密集地帯でのドリブルの加速力が異次元。

もちろん、世界の超一流のドリブラーなら、
邪魔する相手がおらずスペースが広く空いたようなエリア
であればメッシよりも速くドリブルを出来る選手はいる。

クリスティアーノロナウドもその一人。

だがメッシは相手選手ががっちり守備を固めてきて
スペースのない密集エリアにおいてもトップスビード
ドリブルを行うことができる。

インステップ、インサイド、アウトサイドで行う普通のドリブルに、
つま先のトーキックを織り交ぜて行われるメッシ流ドリブル
は世界でも彼しか行えない。

ドリブル中、足から殆ど離れないボール。
信じられないスピードとクイックネスでペナルティエリア
に向けて侵入する様はDFが何人張り付いても止められない。

そうやって相手DFを引きつけておいてとどめは
ネイマールスアレスへの正確なパス。アシストを量産している。

 

 


ルイス・スアレスウルグアイ代表
CF センターフォワード

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ときには相手DFへの噛みつきも厭わない、ウルグアイ産の猛獣。
点を取ることへの嗅覚が世界一。

ボールが目の前に転がった瞬間、飛びつき、打てる!
と感じた瞬間にはもう打っている、天性の点取り屋。

シュートレンジはめちゃくちゃ広く、どの角度から、
どんなシュートが放たれるのか、誰にも全く予想出来ない。

噛み付いてしまうのはあくまで本能。
決して馬鹿ではなくサッカーIQはめちゃくちゃ高い。
センターフォワードとしてのスペースメイク、ビルドアップ、
チェイシング。全て高いレベルでこなせる。

チームの歯車として、効率よく効果的にプレーが出来る選手。
個人でドリブルなどで打開する技術もトップレベルではあるが、
組織の一員として攻撃を回すことができる能力がある。

バルサ加入3年で合計119ゴールを上げる怪物だ。

 

 

アンドレス・イニエスタ/スペイン代表
MF インサイドハーフ、トップ下

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現代サッカー界において、間違いなく最もテクニックのある選手のひとり。
170センチ65キロのおっさん(33)が繰り出す華麗なプレーは驚愕の一言。

バルサの中盤を作る役割を請け負い、チーム全体のパス回しを円滑にする。
「ココにパス出せばいい形が作れるな」という陣形崩しの形
をフィールド上にいながら
まるでテレビ中継で上からサッカーを見てるかのように俯瞰して
見ることができ、その通りにチームを動かしていく。

パスセンスは史上最強レベルだ。

それに加えて抜群のボールキープ力を兼ね備える。

ボールコントロール能力が高いのでボールを取られない。
そこから、どんな狭い場所、相手に囲まれたとしても、
滑り込むようにスキマを抜き去る事が出来るドリブルテクニックがある。

イニエスタは相手のアクションをひたすら待ち、出方を伺う。
相手の一瞬の重心の揺らぎを見逃さず、翻弄するようにかわして行く。

試合の状況を素早く察知するサッカーIQの高さがあり、
それを信頼して、周囲の選手は彼のコマとなって動く。

優れた判断力によって最も適切なプレーを一瞬一瞬で判断し、
みずから実行し、チームに実行させる天才。

 

 

 

 

アトレティコ編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手紹介してみる Part.4

4位/アトレティコ・マドリード(Club Atlético de Madrid S.A.D.)
所属:リーガエスパニョーラ 本拠地:スペイン・マドリード 監督:シメオネ

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スペイン3強のひとつ。毎年レアル・マドリード
バルセロナと激しく互角の戦いを繰り広げる。

アトレティコ」は「総合スポーツ (Athletic) 」の意味。
ラ・リーガ(国内リーグ)優勝10回、国王杯優勝10回、
これまでに通算3回のCL準優勝記録を持つ。

同じマドリードを本拠とするライバルのレアル・マドリード
が主にスペイン王室を始め富裕層の支持と支援を受けるクラブ
であったのに対し、
アトレティコはおもに労働者階級の支持を受けて発展してきたクラブで、
サポーターは世界屈指のアツさ・激しさで有名。

トーレスアグエロフォルランファルカオジエゴコスタ
など世界屈指のストライカーたちを育てたクラブで、
シメオネ監督の就任とともにここ5~10年で急激に強くなったクラブだ。

2012-13シーズンは当時のCL王者チェルシー
UEFAスーパーカップで粉砕し、
国内カップ決勝でレアル・マドリーとのダービー戦に14年ぶりに勝利。

もうその勢いは止まらなかった。
13-14シーズンは最終節にバルセロナとアウェーで引き分け、
ついに国内リーグ優勝を果たす。

CLでもベスト16で08年王者のミランを倒すと、
ベスト8で06,09,11年王者のバルセロナを破る。

準決勝では12年王者のチェルシーをまたもや粉砕し、
レアル・マドリードとのCL決勝に進出。
延長までもつれ込むも惜しくも敗れる。

レアルとの因縁はおわらない。

14-15シーズンも接戦を演じたもののレアルに敗れCLベスト8敗退。
国内リーグでは幾度となくレアルに勝っているものの、
ヨーロッパの舞台では大きな壁となって立ちはだかった。

15-16シーズンもレアル、バルサと国内の覇権を熾烈に争いつつ、
CLでは決勝進出。またもやレアルマドリードとの対戦となり、
徹底的な堅守で延長までもつれ込んだもののPK戦
またもやレアルの前にCL優勝を逃す。

16-17シーズン、レアル、バルサと優勝争いを演じつつ国内三位。
もはやデジャブかと思うほどだが、
またもやレアルとベスト4で衝突し、敗北してしまった。

 

 

****************

 

 


この夏にアトレティコの新スタジアムワンダ・メトロポリターノ
が完成した。
クラブの新たな伝説の始まりを予感させる。

就任6年目のシメオネ監督は2020年までクラブとの契約を延長。
チームにハードワークとFor the teamの精神を浸透させ、
「堅守速攻」をそのまま体現するようなチーム作りを進める。

For the teamの意識とは守備の意識だ。
チームの一員として、全員がハードワークして守備をする。

スター選手は自らのゴールに繋がらない守備での貢献を嫌がるものだが、
シメオネはそれを一喝。

点が入りにくいサッカーというスポーツにおいては、
徹底した守備こそが勝利への道だと強く訴え続け、
騙されたと思ってやってみろと言う。

実際に巨人レアルマドリードを打ち破り、
バルセロナの攻撃を封じるという結果を出してみせたことで、
選手たちを納得させた。

高い守備意識とハードワークこそがシメオネイズム。
中盤と最終ラインに強固な守備ブロックを形成し、
反則スレスレの身体をぶつけにいくような強烈なプレスを仕掛ける。

ダーティワークもぶっちゃけ勝利のためにはアリ。
強烈でアグレッシブな守備により、相手はパス回しを冷静に行えなくなり、
そこにミスが生まれてくる。相手が怯んだ瞬間、すぐさまボール奪取へ。

そうして中盤と最終ラインで奪ったボールを攻撃陣に渡す。
攻撃陣はソリッドな速攻を仕掛け、それを後ろもフォローする。
攻撃に失敗すれば、すぐさま自陣に戻り、引きこもる。

まさに世界最強の堅守・速攻チームだ。
アトレティコは、フィールドプレイヤー10人全員が走り回って
ハードワークと守備をするチームというものの恐ろしさ、
強さを痛感させてくれる。

サボる奴が誰もいない。
この一体感が、選手のクオリティで劣るアトレティコ
レアルマドリードバルセロナと毎年互角に闘える
シンプルかつ最大の理由だ。


■2016-17シーズン

https://youtu.be/blUapzMSwec

 

■今シーズンの基本フォーメーション4-4-2

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<有名選手>

 

アントワーヌ・グリーズマン/フランス代表
FW センターフォワード、ウイング

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近年のリーガエスパニョーラにおいて、
クリロナ、メッシに続くストライカー。

ドリブル突破能力が高く、更にシュートレンジも広く
その左足から放たれる威力も絶大。

ペナルティエリア内でボールを合わせるのもまた巧く、
ウイングからセンターへのコンバートで元々持っていた
スコアラーとしての能力が開花した。

サイドアタッカー出身だけにサイドに流れるのが好きだが、
トップ下など中央でのプレーも得意としており、

最終ラインと中盤がしっかりと守備ブロックを形成する
アトレティコにおいて、
トップの役割の他にウイングや中盤と前線を繋ぐ
ドリブラーの役割も兼任するスーパーマンである。

攻撃時のチャンスにはほとんどの機会でボールに絡む。

自ら点を決めるだけでなく、一歩先の展開を瞬時に読む判断能力
でチャンスメイクにも多く貢献し、
堅守速攻による勝利を掲げるアトレティコで、
少ないチャンスを逃さず必ずキメてくる一撃必殺マン。

 

 

◆コケ/スペイン代表
MF サイドアタッカーボランチインサイドハーフ

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フィールドを前から後ろまで走り回るハードワーカー。

激しいプレスの守備とパスの散らし、中盤の組み立てを好む
というプレースタイル、
能力的には本来ボランチセントラルMFに置くのが相応しい選手
なのだが、シメオネは彼をサイドで起用する。

アトレティコは二列目と三列目で4-4の守備ブロックを組むため、
サイドであろうと守備やハードワークができないウィンガータイプよりも、
ハードワークと守備能力に優れたボランチタイプを置きたい
というシメオネの意向だ。
(サイドアタッカーインターセプトしまくるのは不思議な光景だ)

よって彼はサイドアタッカーにも関わらずドリブル能力
には長けているわけではない。
しかしボランチ的な視野の広さ、司令塔的なパスセンスの高さ
を生かして、中盤とのパス交換、
SBとのワンツーで華麗に相手を抜き去っていく。

すきを見てディフェンダーの隙間をつく鋭いパスを前線へ出す。
これがトーレスなりグリーズマンなりに渡ると、
そのまま決定機となり、貴重な一点に。

アトレティコにとって欠かせない心臓選手だ。


カラスコ/ベルギー代表
MF サイドアタッカー、ウイング、セカンドトップ

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足が速く、加速性能にも優れている。
ボールを持つとすぐさまスピードに乗り、
前へ前へとドリブルを仕掛けまくる。

シャペウやマルセイユルーレットなどトリッキー
なフェイントを駆使して相手DFを翻弄する様は見ていてとても楽しい。

 

レアルやバルサの守備陣相手だろうと、ひとり単騎特攻でボールを持ったままペナルティエリアへ簡単に入り込めるため、
アトレティコの攻撃の飛び道具として機能する。

しかし、守備の局面ではハードワークももちろん行い、チームに貢献する。
こういうドリブラータイプでここまで献身的に動けるのは
アトレティコシメオネイズムが浸透している証か。

バイエルン編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手紹介してみる Part 5


5位/バイエルン・ミュンヘン(Fußball-Club Bayern München e.V.)
本拠地: ドイツ・バイエルン州ミュンヘン

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ドイツサッカー史上最も成功したクラブであり、ブンデスリーガを26回、チャンピオンズリーグを5回制覇している。

元会長のフランツ・ベッケンバウアー、現代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲ、前会長のウリ・ヘーネスをはじめ、ゲルト・ミュラーローター・マテウスユルゲン・クリンスマンアンドレアス・ブレーメオリバー・カーンなど、ドイツサッカー史に残るビッグネームの多くが所属したクラブであり、創設から主将を務めたのはマルク・ファン・ボメルを除き全員がドイツ人選手。
ドイツ民族のアイデンティティとプライドが乗っかったメガクラブだ。

 

2012-13シーズンのハインケス監督が率いたバイエルンは、シーズンでわずか一敗のみ。勝ち点91を積み上げ圧巻の国内優勝を遂げた。
史上最多勝ち点、史上最速優勝、史上最多勝利、史上最多連勝、史上最少失点と大量にリーグ記録を更新し、
国外でも当時最強とされたバルセロナを2戦合計7-0と叩き潰し、「ヨーロッパ最強」の称号を手に入れた。

 

この史上最強のハインケスバイエルンの幻影が、以降のバイエルンにはつねに覆いかぶさっていた。

 

後任のグアルディオラバルサで構築したポゼッションサッカーバイエルンに導入し、スパルタで鍛えた。「0バック」「CBの位置に落ちるアンカー」「SBの2ボランチ化」などサッカーIQの高いチーム戦術を取り入れ、ラームやアラバなどテクニックのあるSBを中盤のパス回しに組み込んだり、逆にキミッヒなどテクニックのあるMFにSBやCBをやらせたりした。


それでも欧州ではCLベスト4が最高成績。ハインケスの影はクラブを満足させなかった。

 

そのチームを昨季後継したアンチェロッティは、ペップバルサの戦術を引き継ぎ、守備組織構築に力を注いだ。

 

基本的なチーム戦術は、限界まで自分たちのボール保持率を高め、ボールを失った時は素早くプレスを掛けて取り戻すポゼッションサッカーだ。

 

ビルドアップはパスに優れたCBのフンメルスから始まる。攻撃時の最終ラインには相手のプレッシャーがかかりにくく、CBは後方から落ち着いてロングパスを前線に出すことができる。


前線にボールが渡ると、選手たちはポジションチェンジを繰り返し、敵の守備網を混乱させる。特にロッベンミュラーのコンビネーションは凄い。

 

ポジションは目まぐるしくかわり、前線は流動的に動く。中盤だけでなくサイドバックもそれに加わって、相手を撹乱し、生まれた隙に付け入りゴールを決める。

 

アンチェロッティはこの戦術でリーグ優勝を成し遂げ、CLベスト8まで導いたものの、レアルマドリーの前には敗れさった。

 

またもやハインケスの影か。不甲斐ない結果に、今季はとうとう選手から信頼を失ってしまう。バイエルンの「個」は強烈だった。ミュラーロッベンリベリーボアテングフンメルスら中心選手5人組の造反に遭い、チームの崩壊を恐れたフロントから解任を言い渡された。

 

昨晩、バイエルンは後任にハインケスを再び迎え入れることを発表。果たしてバイエルンは欧州の頂点の座を取り戻すことができるのか?
72歳のおじいちゃんの前線復帰。あの「伝説」がついに帰ってくる。

 

■2016-17シーズン
https://youtu.be/_1C_G-kMtOI

■今季の基本フォーメーション4-2-3-1

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<有名選手>


トーマス・ミュラー/ドイツ代表
MF トップ下 シャドーストライカー

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ミュラースペース」と呼ばれる変態ポジションをとる。一応トップ下と言われるが、トップ下のセオリー通りにはポジショニングせず、ただ9番レヴァンドフスキの後方、中盤と前線との間をフラフラと90分間浮遊する。

 

9番(センターフォワード)の影に隠れた、見えない攻撃。役割としてはまさしくシャドーストライカーだ。

味方を利用して相手守備陣のラインコントロールのギャップを突き、"見えた"スペースに飛び込む。本人の言葉を引用しよう。

 

フットボールの試合では危険なスペースというのがあって、僕はちょっとプレーしていると、どうすれば相手の守備の痛い所を突けるかがわかるんだ。

それは多くの場合、ちょうどいいタイミングでちょうどいいスペースを見つけてゴール前に切り込んでいくことなんだ。

そういうプレーは確かにいつも僕の最大の強みの一つだったよ。ボールを持っていない時のスペースでのポジショニングや、敵陣の胸元へ飛び込んでいくことがね」

 

 

 


アリエン・ロッベン/オランダ代表
FW 右ウイング

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ハゲ界の至宝。100メートルを10秒台で走れる爆発的なスピードと高度なテクニックを併せ持ったウインガーだ。


その速さについてこられなくなった髪は次第に削ぎ落とされ、現在の完全体ロッベンの姿へと進化を遂げた。

 

2014年W杯では対スペイン戦で"サッカー史上最速"の時速37キロを記録した。ただ走るのでなくドリブルしながら走っているのだからまさに脅威という他ない。

 

ほとんどのタッチを左足1本のみで行う。緩急を駆使したドリブルは独特のリズムを刻み、対面するDFを無力化する。局面打開能力は世界トップクラス。

 

ボールを持たせると、あっという間に右サイドからペナルティエリアに進入してくる。侵入パターンは一つしかない。わかっている。わかっているけど、完璧に磨き上げられたその動きは止められない。正確なクロスを上げられまくってしまう。

 

シュートも強烈で、特にペナルティーエリア近く、右45度辺りからのシュートは相手の脅威となる。彼のシュートはほぼこの位置から行われる。もはや誰もが知っている。わかっているけど、止められない。

 

「個」としての能力は間違いなく最高クラス。チーム戦術の外側に位置するプレーヤーだ。チームにロッベンがいる限り、相手チームは「いかにしてロッベンを止めるか」が最大の問題になる。

 

ロッベン最大の弱点がケガだ。爆発的なスプリント能力の代償として筋肉系のケガが多い。だが年を重ねるごとに身体のうまい使い方を身につけ、それも少なくなっている。

 

両手を広げながら走る独特なフォームはたびたび「女の子走り」ではないかと指摘されるが、そのたびにロッベンは「これが一番バランスの取れる走り方なんだ」と反論している。すべてのサッカー選手に勧めるとのこと。

 

 

ハメス・ロドリゲス/コロンビア代表
MF トップ下、インサイドハーフ、ウイング

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今季アンチェロッティの要望でレアル時代の指揮官とバイエルンで再会したハメドリ。
パス、ドリブル、アシスト、シュートとどれも高いレベルでこなせる万能型選手で、繊細なタッチと強烈なパンチ力を併せ持つ"魔法の左足"から繰り出されるテンポの良いプレーにはつねに驚かされる。

ゴリゴリのハメドリブルで仕掛けることも出来れば、トリッキーな発想で相手の裏をかくハメスパスも出せる。味方をイかすプレーも出来れば自分がイかされるプレーも得意。

バイエルンではロッベンがいたので10番を貰えなかったが、夜になるともちろん10番を背負う。股間の司令塔は躍動し、フィールド上だけでなくベッド上においてもしっかりとハードワークを惜しまない。

「彼女に誘われたらどんな男も断れない」と言われる絶品ボディモデルに言い寄られ、ロドリゲス不倫してしまったハメスだが、6年間の結婚生活に終止符を打つとともに、新たなハメ活力を得て、バイエルンで再おっ起してくれることを願う。

ロドリゲスがハメスしてしまったロシア人モデル、ヘルガ・ロヴェカティ

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PSG編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手を紹介してみる Part 6


6位/パリ・サンジェルマン FC(Paris Saint-Germain Football Club)
所属: リーグアン 本拠地: フランス・パリ 監督: ウナイ・エメリ

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カタール国王がオーナーであり、カタール投資庁が国庫から運営費を出すオイルマネー金満クラブの帝王。

フランスNo.1の強豪であり、2012-13シーズンよりリーグ四連覇を達成し、チャンピオンズリーグでもベスト8入りを四年連続で達成していたが、今季は国内リーグ優勝をモナコに譲り、CLもベスト16で敗退することとなった。

それでも国内リーグでは勝ち点87ポイントをもぎ取っており、3連覇達成時とほとんど変わらない勝ち点は確保しており、CLでも一度は4-0でバルセロナに圧勝(2nd legで1-6で敗北、逆転される)しており、着実にフランスNo.1クラブとして欧州のトップクラブ群とも存分に渡り合える力をつけてきている。
今季も早速CL予選リーグでバイエルンに対して真正面の力押しで圧勝しており、とてつもないパワーを持ったクラブになったなという印象だ。


パリの戦術は前任のブラン監督が構築したポゼッションだ。とにかくパスをたくさん繋ぐ。ヴェラッティマトゥイディなど中盤にボール保持能力とパス能力に優れたメンツが揃っていることも、ポゼッション力向上に大きく貢献している。
攻撃では、相手のブロック外にたくさんの選手を配置することで、ボールポゼッションを安定させる。ブロック外に数的優位を作り、相手のブロックを囲み舐め回すようにパスを回す。

最前線には強烈な個人技を持つアタッカーを数人配置する。これがこれまではイブラ、ディマリア、ルーカスなどで、今季はカバーニ、ムバッペ、ネイマールだったりするわけだ。
数的優位のブロック外から楔のパスを出し、相手のブロック内にいるアタッカー達に時間とスペースを供給する。
ボールの受け手に個人技を炸裂させやすい状況を何度も生み出し、思う存分力を発揮させる。そして前線のアタッカーにマークが集中して動けないときは、サイドバックが飛び出す。ロングパスを鋭く突き刺すのは司令塔ヴェラッティだ。

そういった従来のポゼッションに、エメリはカウンター要素を付け加えた。強烈なプレスからのショートカウンターというオプションはCL対バルサ初戦で何度も光り、観客を沸かせた。

しかし、「戦術イブラ」の後遺症は強く残っており、前線のアタッカーの個人技に頼るサッカーからいまだに脱却出来る気配がない。攻撃において前線のアタッカーに大きく自由を与えているので、ポジショニングが流動的になりがちだ。
ゆえにトランジションやボールを奪われた時、ポジションが狂っていやすく、スムーズに守備体制に移行できない。だからそこを相手に突かれると弱く、ディマリアが前線から降りてきてヘルプに走り回る状況も多く見受けられた。
ネイマールとムバッペという強烈な「個」が入った今季、この傾向が加速しないように願うばかり。

 

エッフェル塔ネイマール仕様に。「Bienvenue Neymar(ようこそ、ネイマール)」の文字が表示され、パリは諸手を挙げての歓迎ぶり。


パリ・サンジェルマン2016-17シーズン
https://youtu.be/cTHaH7qnu10


今季の基本フォーメーション4-3-3

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<有名選手> 

 

エディンソン・カバーニウルグアイ代表
FW センターフォワード

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パリが誇る世界屈指のセンターフォワード。昨季は怒涛の35ゴールを上げ、フランスリーグ得点王となった。 今季も8試合8得点とまだまだ爆発中だ。

フィジカル、スピード、テクニックを高いレベルで兼ね備えているストライカー。右足から放たれるキックは超強力かつ超精確。ゴリゴリに前線からの守備をする献身的なフォワード。

最大の強みはボールの受け方とゴール前でのポジショニングの巧さ。ペナルティエリア内での一瞬の動きで相手のマークを外し、ワンタッチでシュートする。

ドリブル技術はそこまでなため、一人で局面を切り開いて進む力はない。抜群のパサーを後方に配置してもらい、エリア内フィニッシャーに特化させてこそ輝ける。だからこそ、周りから質のいいクロスやパスがたくさんやってくるパリの環境は彼にとって最高だ。

 


◆キリアン・ムバッペ/フランス代表
FW セカンドトップ、ウイング

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16歳でモナコのトップチームデビューを果たした天才、現在18歳。同じモナコで活躍したアンリの後継者と言われており、レアルマドリーが230億で獲得を狙う次世代のNo.1スター。

最大の武器は変幻自在のドリブル突破で、驚異的な加速力とトップスピードで相手を置き去りにしたかと思えば、ほぼ止まった状態からの仕掛けでも、キックフェイント、シザーズなどを使ったり、鋭い切り返しを何回も行い、相手DFラインを無力化することが可能。

ボールタッチが非常にやわらかく、DFからすれば足を出すタイミングが掴みにくい。重心が低く、時折瞬間移動したかのような動きを見せる



ネイマール Jr. (ネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオール) /ブラジル代表
FW 左ウイング・センターフォワード

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この夏何かとメディアを騒がせた男。

2億2200万ユーロ(約290億円)というサッカー史上最高額でバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍した次世代のバロンドール。 今シーズン6試合6得点とフランスに行っても絶好調だ。

フットサル出身ならではの、ボールを足裏で舐めるようなドリブルが特徴で、右足の裏で舐めて左足でプッシュし、両足を使い分けることでテンポをずらし相手を抜き去る。
他にもシザースエラシコ、シャペウとあらゆるフェイントを駆使する。

そしてもちろんブラジル人特有の天性のリズム感も持っている。
ブラジル人はサンバのリズムとカポエラから発祥したジンガという魔法のステップを生まれながらにして兼ね備えていると言われ、
低い重心から特有の上半身のゆらぎにより相手を揺さぶり、逆をついて相手を置き去りにするプレーはまさにブラジルのアタッカーの姿そのもの。

前線の攻撃ポジションであれば、どこであってもプレーでき、スピードを生かして裏からトップスピードで飛び出し、突撃する。
また、アウトサイドシュートの強烈な威力も大きな武器。

ネイマール王様システム」のブラジル代表ではゴールを量産し続け、とてもイキイキとしている。PSGでもネイマールを中心の役割に据えたチーム戦術が是非とも見てみたい。