FIGHT CLUB

俺とオマエのFIGHT CLUB

動物生態学の ”生活史理論(Life History Theory)”とは?

* 生活史理論(life history theory)について 「 生活史理論は生物における生存と繁殖のスケジュールを進化的適応との関連で説明するものである。生物もまたエネルギー保存の物理法則に従うかぎり、生活史のある面にエネルギーを配分すれば、その分だけ他の…

「自分から好きになれば相手からも好いてもらえる」という心理学の法則:“ 好意の返報性 ”を「恋愛」に持ち込んじゃうヤツはもれなくバカ。

「自分から好きになれば相手からも好いてもらえる」という心理学の法則:" 好意の返報性" をつかって女にアプローチする男はもれなくバカ。 ─── チョー煽り感が酷い(そして日本語もヒドイ)タイトルだけど、このブログじゃあいつもの通常運転だ。 今日もサ…

世の中に溢れる「ヒトの行動分析」っていい加減「生物学」の枠に収まらんの?

今日の雑文。 「ヒトの行動分析(“学”)」みたいなもんって本来、霊長類学、動物行動学、あるいは生態学(ethology)とかの一分野であるべきと思うのね イロモノ臭の文脈(こんな見方もあるんだよ〜な扱い)じゃなく、列記としてヒトは動物だし、霊長類学者の…

恋とロマンスを「デザイン」しよう:すべての男に送る、女の子の正しい口説き方/Darwin's Principia:Discourse on the Mating Method 1

男と女が不思議な力で惹かれあう現象:恋とロマンスを、人工的に設計 (デザイン) することは可能だろうか? ──イエス。 少なくとも、そういう前提でこれから話をしていきたい。 (ここでいう “デザイン” とは、あるものや現象の形態を人工的に設計し、また人…

女の『優しい人が好き♡』は、「優しいから→好きになった」という条件 or 因果の説明じゃなく「好きな人はわたしに優しかった」という意味の無い発言

(さんざん説明しても分かってもらえないのでこんなくだらないエントリーが立つんだけど) 世の中には、オンナの「優しい人が好き♡」というステートメントが溢れてる (あるいは誠実な人、一途な人など)。 ──じつはこれ、あまり意味のない発言だ。 どういう…

マジメなおっさんがエロに対して憤るのは、性欲を「怒り」でコントロールしているから──エッチ嫌いの進化論

突然だが、 エロに対してキレるおっさんがいるのは何故なのだろうか? おおよその学問界隈では、20世紀の最後になるまで「下ネタ」は禁止だった。──当たり前じゃないか、と思うかもしれないが、エロやセックスが真っ直ぐテーマなものはもちろん、“猥褻”なワ…

モテたいなら「ガツガツせよ」or「ガツガツするな」──どっちが正しいのか?:ヒトの恋愛について進化の視点から思う事、雑感(前編)

「モテたいならガツガツせよ」と「モテたいならガツガツするな」、世の中の恋愛アドバイザーたちは真っ二つに分かれ、それぞれ正反対の立場をとる。 こういう議論を目にするたびにいつも思うのが、「お前らそれぞれが別々のイメージ(印象)をもっていて、そ…

「めんどくさい女になること」こそ、オンナの進化戦略だ!─── 彼女たちはどうして、男にいっぱい手を焼かせたがるのか:前編

世の中にはめんどくさいオンナが多い。 ──男にとっては周知の事実だ。ほんとマジでめんどくさいオンナが多い。否、めんどくさいオンナしかいない。もし、面倒くさくないオンナを見つけたら?そいつぁ何らかの罠か、あるいはニューハーフかと疑うべきだ。 「…

恋愛とは強迫神経症である

以下の記事への挿入物です。 ・モテ男が仕掛ける「Want」ゲーム、非モテ男がハマる「Like」ゲーム(ドーパミン流派 VS. エンドルフィン流派) *恋愛とは強迫神経症である(Bartels&Zeki, 2007) ──バーテルズとゼキの研究によれば、ヒトの脳は恋愛感情の沸…

男女が「結婚相手」に望む年齢レンジは生物学で決まる──子作り独占契約と、子育て資源供給契約

進化生物学者はこのようなオンナの将来にわたる繁殖能力のことを 「RRV:rasidual reproductive value, 残存生殖価値」 とファイナンス用語にかけて呼称する。(Thornhill & Gangestad, 2008) ──リアルでこのような表現をすると非難が出るだろうが、配偶戦…

世の中のオンナが言う「こんな男がタイプ♡」を絶対に信じてはいけない理由

世の中のオンナが言う「こんな男がタイプ♡」を実践している男はモテない。 ──これは、実際にリアルでたくさんの女の子にアプローチをかけている男たちが皆のべる統計的な(2桁後半や3桁とかの本当に統計的な)実感だ。 オンナは「こんな男がタイプ♡」を別に…

『“自信過剰 ” の罠』──ヒトの思考バイアスを「男のモテ」に応用する:Part.3

あらゆる専門家の予測はなぜ外れるのか?「俺の専門分野だ」という自信過剰バイアスが働き、物事を正しい目で評価できなくなるためだ。 人間は、誰しもこれは"俺の得意分野だ!"と思うと、嬉々として自信満々になる。そして思いっきり外してしまう。 株を…

『スイマーズボディ幻想の罠』──ヒトの思考バイアスを「男のモテ」に応用する:Part.2

人間は、なにかを選択する際に、いつでも「幻想」に騙され、欲しい結果やなりたい状態だけを理由にそれを選択してしまう。憧れを抱いた人間は「典型的なアイコン」や「典型的なイメージ」のみに注目する。 ──その化粧品を使ったからモデルが綺麗になったわけ…

『生き残りの罠』──ヒトの思考バイアスを「男のモテ」に応用する:Part.1

成功の陰には失敗の墓場がある。生存バイアスを取り除くには、定期的に“墓参り”をすることだ。 「今ここにいる者」だけで考えるのではなく、「死んでいってしまったがために、ここに残ることができなかった者」について想いを馳せてみる。 ──ただし、それは…

「タテマエ」は、ホモ・サピエンスが「うまく生きる」ために身につけた、生物進化の適応物だ

ホモ・サピエンスは「タテマエ」で社会を成り立たせる。 ──進化心理学者によれば、ホモ・サピエンスの脳は生物進化の結果として生じた適応物 (Adaptation)である。また、そこに立ち上がるココロ・意識・思考といったものも自然選択(自然淘汰&性淘汰)の影…

「モテるからモテる」という自然現象:男も女もモテが欲しい

「なんであんな奴がモテるのか?」 ──そう思うすべてのキッズたちが、 まず知っておくべきことは「モテる」は自然現象 だってことだ。 誰かを好きになることに理由がないように(あるとしても後から考えたことだ)、オンナがあんな奴を好きになることにも特…

オンナの「感情システム」をハックせよ──なぜ、あの子は「怖がる」のか?:ココロの取り扱い説明書(恐怖編)

"モテる男とは、女ゴコロをうまく操作し、扱える男である。" ──だから、モテたいすべての男は、ココロのメカニズムをオベンキョして、その仕組みを理解しておくべきだ。某ヤリチンカウンセラーのように「女の子の感情」にうまく“ 対処 ”する術を身につけて…

オンナの「感情システム」をハックせよ──すべての感情は生存とセックスの為にある:ココロの取り扱い説明書(序編)

モテる男とは、人間の"感情"にうまく対処できる男である。カウンセラーのヤリチン率は異常。 モテたい? ──ならば、女の子の感情に向き合い、その発露に対処して、うまくハッピーな方向に操作してあげることが重要だ。ヒトの「感情」のメカニズムを一通り…

【最新版】イタリア・セリエA 全20チームの年俸総額ランキング&選手・監督個人の年俸一覧をまとめてみた

UEFAカントリーランキング(欧州サッカーリーグの国別ランキング)でヨーロッパ3位のイタリア・セリエA。今回はそのクラブ・選手・監督の「年俸」について一覧をまとめてみた。 イタリアセリエAクラブ 年俸総額ランキング(*表記額は選手の年間手取り額。イ…

『マスク依存症』の日本人── あるいはなぜ、人々は「顔を隠したいからマスクを着けている」事を絶対に認め(られ)ないのか

こんな記事が報じられている。 以下、引用しよう。 日本を襲う「マスク依存症」── その原因は「本音と建前」という日本文化 >日本人のほとんどの人は、「マスクをするのはウイルス感染や花粉症の予防のため」と言っている。 しかし、マスクが病原菌の感染を…

アメリカの銃規制議論に決着がつかないのは、このテーマが「議論」には適さない、ホンネとタテマエの争いだから。

──例の事件以降、アメリカでは銃規制議論が大々的に巻き起こっている。 銃規制派 VS.銃規制反対派。 銃規制議論は、アメリカでいま一番ホットな話題だ。TVやネット、SNS、新聞、雑誌、その他さまざまなメディアを介して、たえずさまざまな主張が報じられて…

今、ガチで聴くべき流行りのガールズバンド・ベスト20を偏見交えてサラッと紹介する/後編

いつの時代も、何やらファジーな魅力がある「ガールズバンド」。男の激しく攻撃的で汗臭いロックはもちろん最高だが、女の子が重いギターを構えて歌う姿にも抗えない魅力がある。 今回、巷の邦ロック界隈の流行りを踏まえ、この春ガチで聴くべき20バンドをズ…

今、ガチで聴くべき流行りのガールズバンド・ベスト20を偏見交えてサラッと紹介する/前編

いつの時代も、何やらファジーな魅力がある「ガールズバンド」。男の激しく攻撃的で汗臭いロックはもちろん最高だが、女の子が重いギターを構えて歌う姿にも抗えない魅力がある。 今回、巷の邦ロック界隈の流行りを踏まえ、この春ガチで聴くべき20バンドをズ…

“「オナニー」の不都合な真実 ” ─ 医者が説かない自慰行為の有害性 ─ あなたがモテないのは “ホルモン異常” が原因だった〜非モテ国家ニッポンへの警鐘

いま、日本人男子のホルモン動態に大きな異変が起きている。まさに日本人はオナニーによって滅亡しようとしている。日本という国家にとって一番の悩みである少子化、非恋愛化、草食化、童貞率の上昇、これらすべて日本人男子の過剰な自慰習慣が原因であると…

非モテ男の渾身の告白は、「大切にするので譲っていただけませんか」というメルカリの意味不明なクソコメと同じ

「女の子は自分の気持ち次第で振り向かせることができる」という思い込みは、非モテ男最大の残念勘違いポイントだ。 「ずっと○○で、俺は○○と思ってて、だから一生大切にするから!!!付き合ってください!!!」みたいな非モテ男の一生を掛けた渾身の告白に…

W杯に出場する32か国のカンタンな歴史と、チーム戦術や注目選手等を紹介していく/23位 アイスランド🇮🇸

23位/アイスランド代表(Strákarnir Okkar 英:Our Boys)FIFAランク21位、W杯初出場監督:ヘイミル・ハルグリムソン 北大西洋に浮かぶ人口30万人の島国で、2014年公開の映画「LIFE!」で舞台となったことでも有名。火山、巨大氷河、温泉、溶岩原を擁する大自…

オンナはなぜ男とのセックスを渋るのか。 〜すべての男たちにとって永遠にして最大の謎に迫る〜

「オンナはなぜ男とのセックスを渋るのか」 きっと人間文明4000年の長きに渡って、すべての男にとって最大の疑問の1つだろう。 女は、なぜヤラセてくれないのか? べつに失うものないじゃん? その謎を解決するために今回我々はアマゾンの奥地よりも蔦が複…

W杯に出場する32か国のカンタンな歴史と、チーム戦術や注目選手等を紹介していく/24位 デンマーク🇩🇰

24位/デンマーク代表(ダニッシュダイナマイト Danish Dynamite、デンマーク爆弾)FIFAランク19位、2大会ぶり5回目、W杯最高成績ベスト8(98年) 北欧の、スカンディナビア半島(スウェーデン)の南に浮かぶ島々と、ドイツの北のユトランド半島にまたがってある…

W杯出場国32チームが出揃ったので強さ順にランクづけして戦術・フォーメーション・注目選手等を紹介/18位 セルビア🇷🇸

18位/セルビア代表(Бели Орлови、White Eagles)FIFAランク38位、2大会ぶり12回目監督:クルスタイッチ(暫定監督) 東ヨーロッパのドナウ川以南、バルカン半島に位置する国。スラヴ人が大半だが、ゲルマン人の大移動やドイツの東方植民によってドイツ系住民…

W杯出場国32チームが出揃ったので強さ順にランクづけして戦術・フォーメーション・注目選手等を紹介/26位 韓国🇰🇷

26位/韓国代表(アジアの虎、아시아의 호랑이)FIFAランク62位、9大会連続10回目、W杯最高成績4位(02年)監督:シン・テヨン 朝鮮は1392年に李成桂によって都を漢城(ソウル)にして立てられ、1910年まで存続した。明を宗主国として属国という立場で安定し…