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W杯出場国32チームが出揃ったので強さ順にランクづけして戦術・フォーメーション・注目選手等を紹介/29位チュニジア🇹🇳

29位/チュニジア代表(カルタゴの鷹、Les Aigles de Carthage)
FIFAランク28位、3大会ぶり5回目
監督:マールル

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地中海を挟んでイタリアの対岸に位置する北アフリカの国。古くはフェニキア人の植民市カルタゴ帝国として栄え、古代ローマ帝国ポエニ戦争を戦った歴史がある。その後はイスラーム化してオスマン帝国などの支配下に。
近代ではフランスとイタリアの抗争の結果フランスの植民地となる。


1956年フランスより独立。しかし時間を経て政権は独裁化し、2010年に民衆のジャスミン革命により民主化アラブの春の先駆けとなる。

 

チュニジアサッカーは伝統的に守備的かつ慎重なスタイルで、2002年の日韓W杯で日本と対決した際も、日本の崩しのキーであった縦へのクサビのパスをことごとく跳ね返し、苦しめられた。
しかしムサクニヘニシ、カズリ、ベンユセフなどテクニシャンの出現で、一辺倒に固かったチームは遊び心のある新たなスタイルへと移行した。アタッカーたちの創造性を重要視し、ボール保持者の動きを基準に連動して周りがポジションを動かしていく。
欧州クラブに所属する選手が少なく、自国リーグ所属の無名選手が多いために過小評価されがちなチームだが、ロシアW杯でどんなサッカーを魅せるのか楽しみだ。

 

■基本フォーメーション4-3-2-1

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■注目選手

▼ユセフ・ムサクニ
所属:レフウィヤSC(嘉)
MF サイドアタッカー

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チュニジアNo.1のアタッカー。ボールを扱うスキルに優れ、DFとの駆け引きを好む。何人も敵を呼び込んで引きつけて、その囲まれた狭いところをドリブル突破で抜け出し、味方をフリーにしてチャンスを作り出すプレーメーカー