FIGHT CLUB

俺とオマエのFIGHT CLUB

今、ガチで聴くべき流行りのガールズバンド・ベスト20を偏見交えてサラッと紹介する/前編

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いつの時代も、何やらファジーな魅力がある「ガールズバンド」。男の激しく攻撃的で汗臭いロックはもちろん最高だが、女の子が重いギターを構えて歌う姿にも抗えない魅力がある。

 

今回、巷の邦ロック界隈の流行りを踏まえ、この春ガチで聴くべき20バンドをズラッと選出した。テキトーにつけた紹介はあくまで個人の偏見によるものなので、本気にしないでほしい。

※5chにも投下しました

 

 

 

20位:Split end

(結成:2009- メジャーデビュー:未定 出身地:奈良)

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──聞いて「はあ、、」となるのは20ちょいの女の子が歌う感じならでは、ゼリービーンズなエモさゆえ。

その実、べつに彼女らはそれほど大したことに悩んでも無いし、深淵なことを考えてもいないんだが、大人のフィルターを通してその声に耳を澄ました時、得も言われぬ情趣をそこに感じてしまう。

 

・ロストシー

 

・ハッピーなクズ野郎

 

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19位:Lucie, Too

(結成:2016- メジャーデビュー:未定 出身地:栃木)

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──牧歌的な演奏から繰り出される牧歌的な歌とコーラス。

音楽としてはクッソ無難だが、最近のバンド女に特徴的なジトジトした陰湿さやネチネチした粘着感がなく、流し聞き可能ないい意味の軽さがウケた。

「別れたあいつをぶっ殺したい」とかの激しいメンヘラを伴わなくてもバンドやってええんやで、と世の中の普通の女の子に示したことは評価できる。酔わずにさらりと飲める梅酒。


・Lucky

 

・キミに恋

 

・オレンジ

 

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18位:密会と耳鳴り

(結成:2012- メジャーデビュー:未定 出身地:大阪)

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──「みみみ」の愛称でファンから罵倒されている失禁女たち。

「もう二度とオムツは履かない」と何度か宣言しているものの、ハメを外すたびになお失禁を繰り返すアバズレ。

ノリの良い音楽と恥辱的な言動でにわかに注目を集めるなんちゃってバイオレンスパンク。

 

 

・君にハレーション

 

・ディスコ

 

・爆乳で窒息

 

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17位:SCANDAL

(結成:2006- メジャーデビュー:2006- 出身地:大阪)

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──かつて女子高生ロックバンドとして一斉を風靡した現・アラサー女子バンド。

尖ってたツンツン感が良い感じに滲み出てきた母性で中和され、最近の曲はむしろ全盛期より聞きやすい感じに仕上がっている。

王道ガールズバンドらしい爽やかな疾走感はそのままに、これからBBAバンドになっていく事にもしっかり腹を据えている感じが好印象だ。いくつになってもキュートでいてくれ。

 


・プラットホームシンドローム

 

・恋するユニバース

 

・FREEDOM FIGHTERS

 

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16位:FAITH

(結成:2013- メジャーデビュー:2017- 出身地:長野)

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──長野初の高校生バンド。洋楽パンクからジャップウケするキャッチーなエッセンスだけを抽出してJ-ROCKに組み込んだ、まあ確実に売れるやろって感じのメロディライン。

まだまだ未知数なので洋楽聴きこんで耳年増なオッサンも生温い目で見るのをやめてあげろ。このファーっと爽快に抜けてく音楽は凄まじい可能性を秘めている。

 


・Summer

 

・Take me away from here

 

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15位:Homecomings

(結成:2012- メジャーデビュー:未定 出身地:京都)

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──その英語詞の発音に「おいおい大丈夫かよ」とツッコミが入るのをガン無視し、ひたすら熟成しつづけた「つたなさ」。

それは稚拙さを「かわいさ」に脳内で自動変換する男の耳を惹くためのあざとい戦略。

薄っぺらい女の子のデイリーな心情を棒で歌い上げる、聞く側は勝手に深いところに潜ってエモくなる。


HURTS

 

・DON'T WORRY BOYS

 

GREAT ESCAPE

 

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14位:フレンズ

(結成:2015- メジャーデビュー:未定※ 出身地:東京)
※メンバーはそれぞれ他バンドでデビュー済み

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──あまりのJ-POP風味に「あっ、大丈夫です」と反射的に耳が拒否ってしまうダンサブルポップバンド。

ボーカル女の声ええやんと思ってたら、グラサンのおっさんが突然割り込んできてハイテンションな宴会ラップをかますお決まりの芸風は、まるで上司とのカラオケに付き合わされているようでストレスマッハだが、慣れると許せる。

 

・夏のSAYにしてゴメンネ😘

・塩と砂糖

・夜にダンス

 

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13位:パスピエ

(結成:2009- メジャーデビュー:2012- 出身地:東京)

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──吉原の遊郭を思わせる、怪しげな和囃子調ピーヒャラロック。メンヘラボイスとピロピロキーボードの応酬に「中毒性がたまらない」と躾けられた豚ども。

わざとらしいトリッキー感、かつノセるところはしっかりノセてくる音大出身バンドならではの確信犯的行為にまんまと嵌められたオタ達は「これは80'sニューウェイブの〜」と音楽性を鼻息荒く語るが「ボカロじゃん」の一言で沈む。

 

・永すぎた春

・マッカメッカ

・贅沢ないいわけ

 

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12位:Shiggy jr.

(結成:2012- メジャーデビュー:2015- 出身地:東京)

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──ティーン向けに周波数をチューンされた、プリクラ機のなかで流れまくるスイーツ系ガールズミュージック。
ひとたび耳に入れればパチパチ弾けてあらゆる脳内回路をショートさせ、全てのロック好きを失神に至らしめてしまうほどのポッピングシャワーの暴力。カワウソ女がボーカルなので次世代のいきものがかりになれるかも知らんな

 

・LISTEN TO THE MUSIC

サマータイムラブ

・恋したらベイベー

 

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11位:大森靖子

(活動:2006- メジャーデビュー:2014- 出身地:大阪)

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──日々“かそうてきじさつ”を試みるようなガチのメンヘラ女がたくさんファンについてて怖いので、できるだけ変な言及は避けたい最凶シンガー。うっかりSNSで失言などすれば、リアルに身体をみっくしゅじゅーちゅにされる。

 

・みっくしゅじゅーちゅ

・流星ヘブン

・愛してる.com

 

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以下、後編へ続く。