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トッテナム編/海外サッカー入門向けに強豪クラブベスト20チームの戦術と有名選手紹介してみる Part 14

14位/トッテナム・ホットスパーFC (Tottenham Hotspur Football Club)

所属:プレミアリーグ 本拠地:英国・ロンドン 監督:ポチェッティーノ

 

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チーム愛称はスパーズ。ライバル関係のアーセナルと強烈な争いを繰り広げる。2年連続でプレミアリーグの優勝争いに最後まで絡むなど、ここ数年のプレミアを席巻する若手軍団。

監督ポチェッティーノのもとでハイプレス戦術を浸透させ、ボールを素早く奪い獲るために、高い位置からのプレッシングを仕掛ける。ボールを奪われたらすぐさま全員で駆け寄り、相手の攻撃を高い位置で封殺する。

そして高い位置でボールを奪うと、前線のテクニシャンたちにボールが渡る。エリクセンとデレアリというリーグトップレベルのボールコントロール能力を持つ選手のドリブルを止めることは容易ではなく、相手が食らいつこうと最終ライン総動員でプレッシャーを掛けにいった途端、ゴールゲッターのケインがDFの裏に抜け出し、シュートを決める。

相手にボールを持たせない、パス回しをさせない、考える暇を与えない。相手の良さを消し、まともにサッカーをさせないシャットアウト戦術からの前線3人衆の速攻。これが効果的に作用し、数々の強敵を飲み込んだ。


トッテナム 2016-17
https://youtu.be/yTvkiZxd9CU

今季の基本フォーメーション3-4-2-1

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<有名選手>

 

◆ハリー・ケイン/イングランド代表
FW センターフォワード

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英国で「ハリケーン」を巻き起こす、今季29得点のプレミアNo.1フォワード。
そしてイングランド全国民が待ち望んだ生粋のイングランド人ストライカー。

現代サッカーのセンターフォワードに必要なものは全て持ち合わせている。「蹴ればかならず決める」、世界屈指の得点率を誇るシュート精度の高さ。ゴール前でのDFが嫌がる危険なポジショニング。前線からの激しいディフェンス。

近年世界的に流行りの、ウイングかストライカーか分からないタイプの快速系CFではなく、確かなシュート技術とポジショニングで戦う王道FW。

とりあえずゴールまで爆走して引っかけられてPKでも狙うか、ではなく「ここで俺が決める」という意識を持って、確かな一発をブチ込んでいく。


◆デレ・アリ/イングランド代表
MF センターハーフ

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イングランド国民待望の、ジェラードランパードを継ぐ存在、中盤を支える20歳のワールドクラスMF。

188センチと大柄で、フィジカルを生かした豪快でダイナミックなプレーをするイングリッシュフットボーラーである一方、繊細なボールコントロール技術を持ち、プレー的にはフランスのポグバに近い。

中盤からの豪快なミドルシュートやダイレクトプレーで自ら得点を奪うこともでき、守備でもダイナミックに中盤を制圧する姿はたしかにジェラードランパードの面影が重なる。

 


クリスティアン・エリクセンデンマーク代表

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デンマークの神童。トッテナムの攻撃位を指揮している。
足の速いスナイデルという感じで、常にチームの“預けどころ”になるようなポジショニングを意識しつつ、自らの動きで相手選手を引きつけることで味方へのスペースメイクをも行う。